半紙段位者の検定課題は前月に続き蔡襄の尺牘です。
尺牘とは手紙のことです。
半紙段位者の検定課題は今月から蔡襄の尺牘です。
尺牘とは手紙のことです。
蔡襄(さいじょう)
北宋中期の書家。蘇軾、米芾、黄庭堅とともに宋の四大家と称され、顔真卿や王羲之の影響を受けた楷行書の評価が高い。
蔡襄の尺牘です。
原本を見て学習しましょう。
新古隷書(千字文)
読み=河(かわ)は淡(あわ)し。鱗(りん)は潛(ひそ)み羽(う)は翔(かけ)る。
意味=河は淡水 魚は潜り鳥は羽ばたく
新古隷書(千字文)
読み=菜(さい)は芥薑(かいきょう)を重(おも)んず。海(うみ)は鹹(しおから)く・・・。
意味=重宝な野菜は からしなしょうが。海は塩水・・・
新古隷書(千字文)
読み=夜光(やこう)。果(か)は李柰(りだい)を珍(ちん)とし・・・
意味=珠は夜光が至上最高。珍重な果実はあんずやまなし。