社会には学ぶ事がたくさんありますが、中でも書道は他の習い事と違い、いくつになっても学ぶ事が出来ます。
「文字を上手に書きたい!」 「習ってみたい!」 等と誰もが思っている事ですが、なかなか独学では上手になりません。
かといって、書道教室に通うにも仕事に追われ時間がない
字が下手なので恥ずかしい
などと思っている間に時間だけが過ぎてしまいます。
基礎を履修する事によって日常書く文字も思いがけず向上致します。
「字は人なり」等とも言われるように、文字が上手と言うだけで、人としての信頼が生まれます。
「今はパソコンがあるからいいわ」 などとおっしゃる方もいらっしゃいますが、
実は 私はパソコン教室を主宰しております。
開室からもう13年経ちました。お陰様でパソコン教室もお年寄りから子供さんまで習いに来てくれています。
パソコンで資格を取得したり、仕事に活用したり、工作をしたりインターネットを利活用したりと、パソコンもいろいろ楽しく学べますが、
”パソコンはパソコン” ”書は書”です。
書を基本から学ぶ事で御自身の過去の癖を直す事が出発点です。
書道を学んでいる2時間は、暫し雑念を忘れさせてくれ、気持ちがリフレッシュします。
是非書道を習ってみませんか? 基本から丁寧に指導いたします。
そして、御自身の啓蒙を図りましょう。
初心者大歓迎です。
清風書道教室 蘇水支部 大塚蘇水
書とは?
書というものをどう見るか?
世間一般では、「書は分からない。」とよく言われます。実のところ私もよくわかりません。
行書や楷書などきれいに書いてある書の良しあしは分かっても、展示会などの書の鑑賞となると、分かったようで、時々またわからなくなります。
その理由に、何が書いてあるのか読めない、したがって内容が分からないということ。
また、なぜこんなふうにわざわざ読みにくく書いてあるのかが分からない。
何と書いてあるのか?
書というのは言葉の芸術ですから、書を鑑賞するには何と書いてあるかを知る必要があります。そうなるともっと難しくなります。
絵画の鑑賞のように、字は読めなくても、全体の感じや字形の面白さ、筆の動きの妙味を味わえばよいのでしょうが、、、一般的にはそれでよいと思います。
それに、書を鑑賞するにあたって、特別資格などいりませんよね。
自由に鑑賞すればよいのです。
もともと、書は言葉の伝達方法の一つで、何と書いてあるのか読めるように書くのが前提です。
つづく
書道紙に掲載された私の原稿です。